自民党は変わったか
2012-10-10


 3年前、我々国民はあまりにもひどい自民党政権に嫌気がさして、民主党への選択をしたが、現状の通り、民主党に期待した政策が実現できていないばかりか、官僚支配の旧自民党政権より悪い状況となり、次の選挙では「金輪際民主党に入れない」と決めている。
禺画像]

 自民党では総裁改選で安倍さんを選び、民主党の低落に乗じて、一気に次の選挙では政権奪回の勢いを取り戻していると言う。しかし、考えてみると、3年前に我々が見切りをつけた自民党と何が違ってきているのだろうか。何が変わったのか我々国民には見えてこない。見えてこないのに、再度自民党に投票するのだろうか。

 一例であるが、阿部総裁は「原発を1930年代までに0にする」などと言うようなことは考えられないと言っている。福島原発のあの大事故を起こした自民党政権が、何の反省もなく「原発継続」を主張しているのを見ると、何も変わってないと断じざるを得ない。
そんな自民党に投票するような馬鹿な真似は絶対にすべきではない思う。

 公務員改革を進めようとした「みんなの党」や「維新の会」など官僚に都合の悪い政策を掲げて出てきた政党に対していは、官僚は総力を挙げて、徹底したネガティブキャンペーンをやって、執拗に追い落とそうとしているし、マスコミはマスコミでこの口車に乗せられて、テレビや新聞で大々的に報道するから、国民はまんまとマインドコントロールされて、本当に悪いのが誰なのかが分からなくさせられている。

 我々国民が望んでいるのは国民の意思を率直に取り込んで実現してくれる政治を望んでいるのであり、政官財の癒着の中で国民無視の政治を打破してくれる人を待ち望んでいるのだ。国民の大多数が望んでいる「原発ゼロ」を可及的速やかに実現してくれる政府を求めているのである。


[日本の命運]
[日本の歴史]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット